通常のファイル転送で使用されるTCPプロトコルでは、応答待ちやスロースタートなどのTCP自身の仕様により、回線帯域が空いているにもかかわらず、WAN経由での通信速度が低下してしまいます。asperaは、独自技術FASPを使用し、回線帯域をフル活用したファイル転送を実現。これにより、WANなのにLANと間違うほどの高速なファイル転送を実現しています。
転送ポリシーを設定することで、他のトラフィックと共存できます。
ファイル転送中にセッションが切れても安心。asperaのレジューム機能により、再度接続後は前回の続きから転送を開始することができます。また、転送中のパケットロスも検知して再送信しますので、確実なファイル転送を実現します。
例えばレンダーファームにレンダリングジョブを投げる場合、ファイルのダウンロードやレンダリング実行、レンダリング結果ファイルを圧縮して所定のフォルダに格納するといった作業を、バッチジョブを組んで、ファイル転送とセットで自動実行できます。クリエイターやマネージャの日々の手間が大幅に削減できます。
バッチジョブ構築例レンダーファームへのジョブ~結果ファイル取得を自動化
大量ファイルを転送する場合やリモートバックアップ等の用途でも便利にお使いいただけます。
クライアントの特定のフォルダをHot Folderに指定し、転送先のサーバ/フォルダと更新サイクルを設定すると、新規にHot Folderに登録されたファイルが自動的にサーバに転送されます。同様に、サーバにアップロードされたファイルを自動的にローカルにダウンロードできます。