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ユーザー事例集パンフレットご請求 市進予備校

7,000を超える収録講座から授業を自由に選択し受講できる
オンデマンド映像配信授業と対面授業を併用することで生徒の学習意欲がさらに向上
小学生・中学生向けの「市進学院」、現役高校生向けの「市進予備校」に加え、個別指導専門の教育部門として"安心できる家庭教師"市進チューターバンク、"個別指導専門塾"個太郎塾を展開。教育の原点である、受講生と教師の「心の触れあい」にウェイトを置いた「めんどう見主義」、大学受験生には「両立学習」「現役主義」をモットーに熱く、きめ細かな指導を実践している。
株式会社 市進 http://www.ichishin.co.jp/
市進予備校 市進予備校

市進予備校では、2006年3月より市進グループ拠点向けビデオ・オンデマンドサービス「ウイングネット」を開始した。ダイキン工業の「Livodex」導入により、膨大な講座全てをライブカメラで収録し授業コンテンツとして蓄積・管理・配信できるようになった。個別対応型映像配信授業として約7,000講座を受講できる。生徒の都合に合わせて受講の日程や時間が自由に決定でき、対面授業と組み合わせることで学習効果をさらに向上することができた。

導入の経緯
―― 基礎学力補完を映像授業で
小笠原氏:数年前と比べ予備校に入学する生徒の基礎学力が落ちてきています。公教育の現場では、カリキュラムの抜けや学習の順番が逆転してしまうなどの問題も生じているため、予備校での通常カリキュラムに乗れない生徒が増えてきています。そこを専任の講師で個別対応すると膨大な人件費が発生します。また、全く教わっていない事を一から教えるのは、時間的に無理がありました。そこで、基礎学力低下を授業映像を活用することで補完できないかと考えたのが始まりでした。当初、授業映像をDVDに収録し運用しようとしましたが、DVDでの運用には大きな負担がありました。
―― DVDに変わる運用の模索
市進予備校
映像配信コース指導室
室長代理 課長 市川 氏

市川氏:当社の授業数はかなり多く、ひとつの校舎の授業を全てDVDに収録した場合、1年で1万枚という試算になりました。同時に同じ講座を見るケースもありますので、1つの講座に対し複数のDVDを用意しようとすると、さらに膨大な数になります。他の予備校では、定形的な講座に絞込み、運用している様ですが、収録する講座を絞ると、その講座にあった生徒しか集められません。我々は、ありとあらゆるレベルの講座を収録し、一人一人の生徒に最適な授業を提供すべきとの考えから別の方法で検討に入りました。


―― ネット運用の優位性を認識
小笠原氏:検討の結果インターネットを使った映像配信システムの優位性を理解し、運用方針を変更しました。授業映像全てをサーバーマシンに収録し保管できます。これだけでもDVDでの運用と比べて大きなメリットでした。
―― 映像配信Livodexシステムの導入
システム検討にあたり映像機器メーカーやコンピュータメーカーに問い合わせましたが、出来上がったシステムにこちらの運用をあわせる話が多く、柔軟な対応ではありませんでした。そこで、教育業界向け映像配信システムの実績があり、映像配信ビジネスのゼロからの立ち上げと計画的なサポートが行えるダイキンを選びました。こちらのやりたいことを汲み取る解決・提案力、商用システムとして実現できる構築力、そしてクライアントを育て共に前進しようという姿勢に賛同できました。
運用状況
―― 最短で収録翌日に映像配信可能
市川氏:システムの運用管理は本部で集中して行い、収録は各拠点で行います。教室に設置されたカメラを使って最適な画質・音声にデジタル化(エンコード)します。収録した映像は自動的にサーバーに集約され、全校舎へ配信されます。最短で収録した翌日に公開できます。
―― 画質と音声のクオリティは高いままレスポンスのよい配信を実現
小笠原氏:ストリーミングにストレスはありません。光ファイバーの公衆回線網を使用していますが、非常にスムーズです。これは、高画質、高音質なエンコード技術による効果です。顔の輪郭がぼやけたり、音質が落ちることもありません。黄色いチョークは黄色に、赤いチョークは赤にはっきりと区別できます。数学の図形や物理の式などが、クリアにハッキリと見えることが必要でした。ダイキンには、画質・音声・レスポンスなどにかなり高いハードルを設定したのですが、ひとつずつクリアにし、非常に軽いファイルサイズで高画質な映像を配信できました。ダイキンの「Livodex」を導入することで、映像コンテンツの収録から配信・視聴まで一貫した映像配信環境を短期間で立ち上げることができました。
―― 映像配信授業が5,500講座
市進予備校 南浦和校
「ウイングネット」 ルーム

市川氏:現在「ウイングネット」は1,000名を超える生徒が活用しています。コンテンツは5,500講座(2007年5月17日現在)あり、生徒は自分にあった授業映像を自由に見ることができます。こんなに短期間で数多くの講座を揃えられたのもLivodexが高品質なコンテンツを簡単に制作でき、コンピュータに精通していなくても容易に運用できたからだと思います。
―― 生徒に受け入れられた快適な操作性
市川氏:ウイングネットは、生徒からの反響も非常によいです。操作が簡単であること、画質が良いこと、何度も繰り返し視聴できることが生徒に受け入れられています。
―― ライブ対面授業と授業映像のネット配信を併用
小笠原氏:ライブの対面授業と併用しています。集団で指導を受けることのメリットとして生徒は周囲から刺激を受け、講師は相手を見ながら指導をできるという点があります。インターネットでの授業映像配信では、一人一人に個別対応できます。両方のメリットを生かすことが我々の予備校の強みになります。対面授業だけでは各校舎に均一に講座を開設できませんが、ライブ授業と映像配信授業を併用することで、どの校舎でも全学年とも講座をフルラインナップで構成することができました。

導入効果
―― 対面授業の欠席者への退塾防止
市進予備校  統括本部
部長 小笠原 氏

小笠原氏:部活動などでどうしても時間や曜日が合わず、授業を欠席する生徒がいます。昨今の学力低下問題もありますし、生徒にも勉強を継続させなければなりません。そこに授業映像の配信というのは有効です。例えば、土日のあいている時間や、部活動が終わった後に来て勉強にとりかかれるため、学習を続けさせることができます。今までは休みがちになることで授業について行けず、辞めてしまう生徒もいましたが、映像配信授業を取り入れることで、退塾防止の効果も極めて高くなっています。



―― 「さかのぼり」授業でウィークポイントを克服
小笠原氏:"さかのぼり"というものがあります。過去ウィークポイントだった部分の授業を受けられます。例えば一学期の授業で不安がある場合、既に終わっている授業でも個別に選択し受講することができます。この効果は絶大です。塾予備校へ通い始める時期がどんどん遅くなってきています。遅くなっている分だけ受験に間に合わせるために、前年度の内容の補完なども不可欠となっています。現在進んでいるカリキュラムと平行して"さかのぼり"学習を進めることで、この映像配信授業の活用が極めて有効となります。
―― 過去の講座も映像授業で復活
小笠原氏:過去閉講してしまった講座でも映像配信授業で復活した講座があります。ウイングネットでは、受講者が一名でも授業を提供することができるのです。つくれないと思っていた講座にもチャレンジできるので、新たな講座開発も積極的に進めています。様々な講座を用意することで、生徒へのきめの細やかなサービスを提供できます。

今後の展望
現在「ウイングネット」は、市進グループ拠点の受講生向けサービスを行っている。これを今年度より地方都市の学習塾や予備校などに外販する。今年中に約50校と提携し、授業映像の有料配信サービスをスタートする。今後、映像配信事業を新たな収益柱に育てる考えだ。

小笠原氏:我々は授業映像配信では後発なので、事業の成長性を追求するためには、サービス提供形態と授業映像コンテンツの両方とも、質のよいものを提供しなければなりません。Livodexの導入により質の高いコンテンツを手軽に受講できる環境が整いました。また、コストパフォーマンスの高いサービスが実現できるので、他の衛星授業配信などと比較し、1/3から1/4の導入経費でサービスを提供することができます。大学受験指導をしたいがノウハウがあまりないというという地方の塾や予備校で導入したいという話も数多くでてきています。今後は、ウイングネットをさらに拡張し、様々な教育付加価値サービスを提供していきたいと考えています。
取材年月日 : 2007年5月17日
ダイキン工業株式会社


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