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ゲーム映像CGソフト

V-Ray

Autodesk 3ds Maxプラグイン

Chaos Groupが開発したV-Rayは、従来のグローバルイルミネーションレンダラーと比べ、より簡単な設定でありながら大幅なレンダリング時間の短縮と高品質なGI精度を兼ね備えた新世代レンダリングエンジンです。エンターテイメント分野だけでなく大手の自動車メーカーや家電メーカーを含めたプロダクト分野や建築設計分野でのビジュアル化において業績を伸ばし続けています。

対応ソフトウェア

製品概要

 先進的な物理アルゴリズム開発を実装することにより、計算負荷の高いシーンも従来のレンダラーよりも非常に高速に演算が可能です。さらに複数台のワークステーションでの分散演算処理を可能にすることで、各分野でのレンダリング業務の負荷を大幅にへらすことができます。
 従来ではデザイン的に表現が難しかった透明物・グロス光沢表現、ラフネス反射などのイメージ再現性が非常に高く、より少ないパラメーター設定で表現することができます。

 より実写に近い物理演算エンジンを複数搭載し、フォトリアルな表現を可能にしています。ホストとなる3ds Maxとの高い親和性を持った設計により、ユーザーの自由な演出表現を可能にしています。また、イラディアンスマップの再利用と、更に精度向上したエンジンの使用により、大規模シーンでも高速、かつ高精度でレンダリングすることができます。
 V-Rayは安価であるにも関わらず、高精度なGI表現と高速なレンダリングエンジンを併せ持ったフォトリアルレンダラーです。また従来の3Dツールでおろそかにされてきたカメラのレンズ特性を表現することで、成果物をより高い完成度に昇華することも可能です。このほか、半透明材質に適したサブサーフェイススキャタリングや、陰面消去法によるトゥーンレンダリング、V-RayFurにも対応、多彩な演出表現が可能となっています。より実写に忠実なイメージを短時間に制作し、費用対効果を高めることが可能な、まさにプロフェッショナル用のGIレンダラーです。


機能詳細

イメージサンプラー(アンチエイリアス)/ Image Sampler(Antialiasing)

イメージサンプラー

V-Rayのイメージサンプラーはレンダリングされたイメージのピクセルを整え、サンプリングおよびフィルタリングするためのアルゴリズムで構成しています。
サンプリングのタイプとして、「Fixed rate Sampler(定率)」、「AdaptiveDMC(乱数決定)」、「Adaptive subdivisin Sampler(可変細分)」が選択できます。
DMC方式は旧来のモンテカルロ方式の上位改良版であり、ノイズ減少のために異なる擬似乱数を用いて演算負荷の大きなピクセルに対して指定するスレッショルド値から自動的に最適化処理を思考し、より負荷の高いピクセルへのサンプリングを行います。
結果、従来の定率サンプリングよりも効率のよいサンプリングとサンプル不足によるフリッカーやノイズ(GI効果から現れる"シミ"のようなもの)を低減させたレンダリングが可能です。


間接照明/ Indirect Illumination(プライマリー/セカンダリーのGIエンジン)

V-Rayの特徴として間接照明計算に用いるGIエンジンをプライマリ側とセカンダリ側のそれぞれで選択性のあるエンジンを搭載し、レンダリング速度とクオリティコントロールが可能です。
GIエンジンとして「Brute force(全ての間接照明計算)」、「Irradiance map(照度マッピング計算)」、「Photon map(フォトンマッピング計算)」、「ライトキャッシュ(V-Ray独自のパストレースの計算)」があります。
それぞれに長所と短所となるべきエンジンをプライマリーとセカンダリーに複数搭載することにより、様々なシーン環境に応じた選択性を持たせています。


コースティクス/Caustics

コースティクス/Caustics

V-Rayはレンダリングによるコースティクス効果をサポートしています。イラディアンスマップの再利用が可能であり、またシーン内の各光源に対して個別の設定をすることも可能です。


V-Rayライト/ V-RayLight

V-RayLightは正確なエリアライトを作成するためのV-Ray専用の光源オブジェクトです。ライトの表示/非表示はもちろん、光源の明るさをルーメンやルミナンス、ワット単位等での設定が可能です。


V-Rayマテリアル/V-RayMtl parameters

標準マテリアルエディタでもV-Rayでレンダリングすることは可能ですが、より正確な物性値を高速計算するためにV-Ray専用のマテリアルが搭載されています。
高度な反射や屈折パラメータをはじめ物理的なエネルギー分布を算出、また精度の高いディスプレイスメントやフレネル反射、BRDF等を設定することが可能です。


V-Rayファー/V-RayFur

V-Rayファー/V-RayFur

標準Fur以外にもV-Ray専用のFurを搭載しています。Furの長さ、太さ、重力、曲がり、密度をコントロールし、Texからのカラーブレンドも可能です。


レンダーエレメント/Render Elements

V-Rayが計算するレンダリングの各チャンネル要素やGIシャドー、コースティクスや32bit要素などを個別に抽出することが可能です。


ダートマップパラメーター(汚しシェーダー)/ V-RayDirt Map parameters

オブジェクト同士の交差や接触を自動的に判別し、物理計算に汚しシェーダを追記することが可能です。
オブジェクトの割れ目などの周りの汚れのシミュレートや、アンビエントオクルージョンパスの作成に使用できます。
本機能は正確な陰影をシミュレートする機能ではなく演出的なダート(汚しシェーディング)をフェイク表現する機能です。


分散レンダリング/ Distributed rendering

分散レンダリングは、ネットワーク中の複数台のコンピューターでレンダリングを分散して計算処理を行う技術です。たとえば大解像度の静止画を一台のPCだけで処理すると長時間にわたり演算することになりますが、複数台のマシンに個別にレンダリングパケットを割り振り、最終的なイメージに結合することで高速に計算することが可能となります。
V-Rayではこの分散レンダリングとして独自のシステムをインストール可能であり、また3ds Max標準のバックバーナーサービスと連携することでアニメーションレンダリングも可能です。


テクスチャの焼きこみ/Texture baking

V-Rayでは3ds MaxのテクスチャベイキングモードとしてV-RayCompleteMapを使用したレンダリングサポートをしています。


システム要件

対応機種 3ds Max 8,9,2008,2009(3ds Max 9,2008,2009は32bit/64bit版に対応)
動作環境 3ds Maxの動作環境に準ずる
付属品 USBドングル/日本語版マニュアル
ライセンスについて
V-RayはVer.1.5からWIBUキードングルを使用したフローティングライセンス管理となりました。
ライセンスサーバに接続しているPCには適宜ライセンス認証が行われるため、ユーザーの使用環境にフレキシブルに対応することができます。