誰でも目的のファイルを簡単に入手。レンダリング結果はプロジェクトメンバー全員でリアルタイムに共有。
「現在、マネジメントスタッフを含めて約40人がAlienbrainを使用しています。スタッフは、制作内容によってアニメ班、報道CG班、番組CG班、リアルタイム班等に分かれています。報道班は納期が短い仕事が随時入るので、全体として一つのプロジェクトを組んでおり、それ以外は番組単位でプロジェクトを組みます。3Dの主要ソフトを決めてモデリングやアニメーション作業を分担して行いますので、Alienbrainで上書き防止等の管理を行っています。レンダリングはLSFにより、レンダリングファーム上で自動的に負荷分散されて実行されます。以前はレンダリングサーバーに行ってジョブを実行しなければなりませんでしたが、今はレンダリングファームへのファイル転送からレンダリング実行、レンダリング結果のファイルサーバーへの登録までが自動的に行われます。レンダリング結果がファイルサーバーに格納されるとポップアップかメールで担当者に通知されます。ファイルサーバーのディスク領域はAlienbrainと共有されており、各プロジェクトの作業フォルダが自動的に更新されますので、誰かがレンダリングを実行するとそのプロジェクトに参加しているメンバー全員がレンダー結果を見ることができます。これにより、編集担当者は、新たに実行されたレンダリングファイルをサーバーからダウンロードすることなく、すぐ編集作業に入ることができます。」(大竹氏)
Alienbrainは、データの一元管理とビューワー機能、プロジェクト管理機能が連携。バージョン管理機能やロールバック、サムネイルの自動生成、ビューイング機能など、デザインワークを加速する多彩な機能を備えている。
「全プロジェクト統一のDB構造でデータを管理することで、誰が見ても目的のファイルを判別できるようになっています。例えばコンポ素材というディレクトリでは、静止画素材やムービー素材、連番素材と分類して管理しています。コンポジットする時の素材がどういう種類のものかというのがバラバラにあると分かりにくいですが、このように統一したデータ構造で分類して管理することで、誰が見てもデータを判別することができます。」(大竹氏)