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1人1台のNTマシンで駆使 - 高品質を効率よく達成
TBSデジタル開発センターCG担当
東京放送(TBS)開発局デジタル開発センターCG担当(デジタル開発センターCGと略)では、 3DCGを主としてTBSのテレビ番組のCG全般の制作を担当して10年ほどの実績を持つ。
担当部員は27人(他の部署との兼務者3人、外部スタッフ11人を含む)。
UNIXベースでの制作を長年行ってきたが、今年の三月にNTを9台導入、各マシンに3D制作アプリケーションとしてSOFTIMAGEを 稼働させた。番組制作におけるSOFTIMAGEでの3D制作の位置づけを、デジタル開発センター内で演出しながら制作に携わる山口 泰広氏に聞いた。
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| 山口 泰広氏 |
デジタル開発センターCGは、制作物のクオリティーを追及されるセクションである。 番組に対応して5日から2週間、場合によっては1カ月の制作期間を設けている。
制作物は、番組のオープニング、エンディング、ドラマの合成、番組内で解説のために使用されるCG、 番組進行中に現れる3D、2DCGによる各種デコレーション、3Dキャラクターなど、 番組をトータル的にビジュアル化するためのものが主だ。
これらの制作を支えているのがNTプラットフォーム上でのSOFTIMAGEだ。同セクションでは、開設当時よりUNIXマシンをメインと して制作を続けていたが、ここ1、2年で環境の変革が起こった。
「今年の12月1日からBSデジタル(BS-1)の放送が控えていることを考えると、HD制作が増え、 計算量が今までより六倍に増えることが予想される。その中でレンダリングパワーを強化するシステム構築の必要性を感じ、 NTのコストパフォーマンスに注目して導入し始めた。 今まではネットワーク越しでデータの受け渡しをしながらワークフローをとっていたが、2DからSOFTIMAGE、 エフェクトまで、制作過程で必要なすべてのソフトが1台のマシンに入るという効率化も図れた。
現在では、1人1台の割合で、各人最終アニメーションまで完結している」と山口氏は話す。
テレビ番組を制作している同セクションでは、局の改編期である春、秋、年末などに仕事量が増える。 年間の平均でも、1人が2つのプロジェクトを同時に進行しなくてはまかなえない。 また、HDバーチャルシステムを開発中のTBSでは、バーチャル番組放送のためのセットオブジェクト、 キャラクターなどますます3D制作の必要性がでてくるという。
今後ますます増える3D制作をサポートしているSOFTIMAGEについて 山口氏は次のように語る。
「SOFTIMAGEは、今でも十分に使い勝手はよく、われわれの制作に欠かせない存在だ。 現在では、一般の視聴者の皆さんも、クオリティーの高いCGを見慣れてしまっている。 その中でわれわれは、クオリティーが高く、しかもそれをスピーディーに制作していかなければいけない。 そのような中で、現在スペック的に十分な域に達しているハードやソフトなどの制作環境に望むことは、やはり安定性なのだと思う」
映像新聞:2000年8月14日号より
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