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ユーザー事例

株式会社デジタル・フロンティア

回線を増強することなく、150Kbpsから60Mbpsにデータ転送が高速化。コンテンツの大容量化に対応し、タイトなスケジュールを守る上で『asperaは必要なツール』。

お客様のプロフィール

株式会社ガンバリオン

CG制作現場では、海外のレンダーファーム活用や制作拠点の分散化を背景に、グローバルでの大容量データの授受が課題となっている。現在一般的なFTPでは、数GB~数十GBのデータを短時間に安定して送受信することは困難で、そのハンドリングにも多大な工数を要する。プロジェクトの進捗にも影響を与えかねない。このような問題の解決に有効なのが、高速ファイル転送システムasperaである。今回のユーザー事例では、国内有数のCG制作会社、デジタル・フロンティア様におけるasperaの運用状況や導入効果について、2012年10月公開のフルCG長編作品「バイオハザード ダムネーション」での活用実績を中心にお聞きした。

高速ファイル転送システム aspera 製品情報

レンダーファームや子会社間といった海外との大容量データのやりとりが、FTPでは遅い・安定しない。ハンドリング工数も膨大

野澤 徹也 氏
CG制作部
テクニカルディレクター

野澤 徹也 氏

野澤氏:
2011年9月公開の3DCG映画「鉄拳 ブラッド・ベンジェンス」から海外のレンダーファームを活用し始めました。データの投入やレンダリング結果の取得をFTPで行っていたのですが、100MB回線でも150Kbpsまでしか性能が出ず、なんとか途切れ途切れになりながらデータのやりとりをしている状態でした。レンダリングは1日に数十回~数百回も実行。その度に数GBのデータを100MBに分割し、それぞれを圧縮して送付。レンダリング結果を取得して解凍し、ファイルが壊れている場合は再実行するというように、本当に手間がかかる作業をしていました。いよいよ間に合わない場合はデータをHDDで送付したり、社員が直接運んだことも結構ありました。

呉 紗里 氏
広報
呉 紗里 氏

次に制作する「バイオハザード ダムネーション」では更にデータ量が増大。データ転送をなんとか高速化したいと考えていた野澤氏はタイミング良くasperaを知ることになる。

呉氏:
当社では、2011年7月に台湾、12月にマレーシアに子会社を設立しました。本社と子会社が連携してプロジェクトを進めますので、プロジェクトデータのやりとりを安定して行えるように、システム部門がasperaを検討していたのです。

回線容量を増やすことなく、150Kbpsから60Mbpsにデータ転送が高速化。データハンドリングの工数・時間も大幅に削減

バイオハザード ダムネーション
「バイオハザード ダムネーション」
(c)2012カプコン/バイオハザードCG2製作委員会

レンダリングデータのハンドリングとプロジェクト内でのデータ共有にasperaが使用された。

asperaはWAN越しでもLAN同様のスピードを実現。さらに、レジュームやリトライ機能、ログイン認証・データ転送の暗号化により、大容量データを快適かつセキュアにやりとりできる。2012年1月から約1ヶ月間評価を行い、3月に運用を開始。「バイオハザード ダムネーション」のレンダリングが本格化する前に、環境整備を間に合わせることができた。

野澤氏:
評価では実際にデータをアップロード・ダウンロードして、速度がどれだけ出るか、通信が途切れないかを確認しました。評価前は1Mbps出れば十分だなと思っていたのですが、普通に30Mbps出たのでこれはいいと思いました。当初はasperaの運用プランを45Mbpsでスタートしたのですが、「バイオハザード ダムネーション」のデータ量が「鉄拳 ブラッド・ベンジェンス」の感覚的には4倍強に膨れ上がり、一度に送らなければならないデータサイズが30GBを超えるにまでなっていたことから、100Mbpsに増強しました。

asperaは必要とされる帯域にあわせて運用プランを選択でき、柔軟にプランを変更することも可能だ。

バイオハザード ダムネーション
「バイオハザード ダムネーション」
(c)2012カプコン/バイオハザードCG2製作委員会

野澤氏:
タイトなスケジュールになると、どうしても一度に送らなければならないデータ量が増えます。データ転送は人がいくらがんばっても高速化できないですから、スケジュールを遵守する上でasperaは必要なツール。今回の「バイオハザード ダムネーション」をこの期間で制作できた大きな要因であり、もしFTPしかなかったら障害がでたんだろうな、と思います。レンダリングデータの破損もFTPに比べると全然少ないです。

~バッチジョブを自在に組み込め、作業が大幅に自動化・効率化~

asperaは、GUIでの操作以外に、コマンドによって自在にバッチジョブが組めることも大きな特長。デジタル・フロンティアでは、この機能を使って、レンダーファームへのデータのアップロードやダウンロードを自動化。データハンドリングにかかる工数と時間を大幅に削減している。

野澤氏:
レンダーファームとのやりとりはテクニカル・ディレクターとテクニカルプロダクションマネージャーが分担して担当しました。レンダーファームに転送するファイルを、バッチコマンドを実行してasperaサーバーにアップロード。レンダーファーム側では、ダウンロード用バッチコマンドを実行してファイルをダウンロードし、レンダリング実行もバッチコマンドで一括処理。レンダリングが終了したファイルも、バッチコマンドを実行することで、自動的に圧縮されて一日毎にフォルダが分かれてasperaに格納されます。その後、ダウンロード用バッチコマンドを実行し、asperaサーバーからダウンロードします。GUIを起動して、いちいち設定する作業が必要がないため、非常に効率的です。

~海外子会社や協力会社とのスムーズなデータ授受にも活用~

デジタル・フロンティアでは、子会社や協力会社とのプロジェクトデータのやりとりにもasperaを使用。各プロダクション・マネージャーが自らGUI画面で操作を行っている。

野澤氏:
プロジェクトデータは、セキュリティを確保するために、プロジェクト毎かつ子会社/協力会社毎にアカウントを分けてアクセスできる領域を制限した上で、さらにID/パスワードで個人認証を行っています。

さらに、ログイン認証や転送データを暗号処理も実装。組織や拠点をまたがって大規模プロジェクトを進める場合でも、セキュリティを保って快適にデータを共有することができる。

野澤氏:
子会社の中でも台湾との間はまだ良い方で、FTPでも2MBくらい出ていたのですが、それでも、何本も同時に送るとなるとやはり大変でした。今はasperaを使って、頻繁にやりとりしています。

aspera運用イメージ


aspera運用イメージ


制作工程における高速データ転送の必要性はますます高まる。
『これからもずっとasperaを使っていく予定』

野澤氏:
今回の「バイオハザード ダムネーション」では「鉄拳 ブラッド・ベンジェンス」の4倍強のデータ量になりましたし、今後ともデータ量というのは増えていくものなので、その対応を常に考えておく必要があります。その対策として、これからもずっとaspera使っていく予定です。

* 記載されている製品名、会社名は各社の商標もしくは登録商標です。

株式会社デジタル・フロンティア

日本トップレベルのクオリティおよび体制を誇るデジタル映像制作 、CG制作プロダクション。2011年9月公開のフルCG立体視アニメ「鉄拳 ブラッド・ベンジェンス」、2012年10月公開の「バイオハザード ダムネーション」など、フルCGアニメや高画質映像で高い実績。その一方、ゲーム、遊技機、イベント映像など、幅広く事業を展開。

本社
東京都渋谷区桜丘町9-8 KN渋谷3ビル3F
資本金
31,458千円
社員数
250名(2012年10月現在)
WEBサイト
http://www.dfx.co.jp

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