- ―― INDは管理者の作業場所を選ばないWebベースのシステム。障害が発生しても、今いる場所からWebブラウザを通して即座に対処することができる。また、拠点をまたがって管理情報を共有できるので、担当者間の連携もスムーズに行うことができる。
ネットワーク構成を階層構造で把握できるのも便利です。マップを表示すれば、どのフロアのどの部屋にどんなPCが何台あるかまでがわかります。バーチャルLANの導入でIPアドレスを割り当て直す際でも、まず各建屋の各部署ごとに割り当ててあるIPアドレスをINDで一覧表示し、机上で新規に割り当て直してから一斉に作業をすることができました。平塚事業所のIPアドレスを人手で調べると数日かかりますが、INDを使えば瞬時に確認できます。また、全社で標準化している以外の機種を洗い出したり、メンテナンスの際に対象の機種の設置場所を調べるなど、日常の管理業務で幅広く活用しています。
機器の追加や移動、削除といったネットワーク構成の変更履歴が確認できますので、PCの持出しや個人PCの持ち込みをチェックできます。また、PCにRASの設定をしている場合、セキュリティホールになってしまいますが、RASが発見されるとINDから通知が来るので即座に対処できます。DBサーバーに集中してアクセスされた場合がありましたが、INDでアクセス経路をたどり、どのPCからアクセスがあったかを突きとめることができました。このようにINDでは、構成や運用での『ネットワークシステムの使われ方』を詳細にモニタリングできますのでセキュリティ対策に活用することができます。
- ―― INDは障害の検出だけではなく、ユーザーの接続機種や接続方法、稼働状況など、ネットワークシステムがどのように使われているかを幅広く把握することができる。これにより、日常のメンテナンスや障害の予防、セキュリティ対策など、ネットワーク管理業務のさまざまな局面に活用することができる。

ネットワーク構成表示画面
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トラフィック性能表示画面
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※画面をクリックすると、拡大画像がご覧いただけます
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導入効果
INDの導入で、ネットワーク管理業務は大幅に効率化しました。96年に営業所や関連会社にPCを導入し始めた当初の約1000ノードから現在の約4300ノードまで、ネットワーク規模・エリアが拡大し構成が複雑化している中で、当時と変わらない人員で管理ができています。ネットワーク管理業務の多くは障害対応が占めますが、従来はPingを飛ばしたり電話で状況を聞きながら対応していましたが、今は障害箇所の特定が瞬時にできますので、1件あたりの対応時間を大幅に短縮できています。障害発生時は携帯電話かe-mailによって自動的に管理者に連絡が入りますので、素早く対応を開始することができます。また、スイッチングハブのポートに勝手にハブをつなぎ、たくさんの機器を接続しているユーザーがよくいます。スイッチングハブの特定のポートへのトラフィック集中を検出し、負荷の少ないポートに振り分けてもらうなどの対処をユーザーに依頼することで、通信速度の低下やトラブルの発生を未然に防止しています。
ポートレベルでの接続状況までを反映した構成図が常に最新の状態で得られますので、ネットワーク構成の変更などの検討も効率化しています。また、どの回線がどれだけ混んでいるかを定量的なデータで把握できますので、的確な増強計画をたてることができます。WAN回線のトラフィックも把握できますので、現在の通信量に対し適正な回線規模を選択することで余分なコストをおさえることができます。
部署ごとに保有している機器が一覧で把握できる上、コンピュータについては使用時間の実績がわかりますので、部門からの追加要求に対してその必要性を、利用度を加味して検討できます。利用時間が極端に低いPCは違う部署に移動することで、資産の有効活用が図れます。
将来展望について
当社ではさまざまな関連会社や系列会社がネットワークを活用するようになっています。
今後は監視機能をもっと活用し、セキュリティ面でさらにINDを活用していきたいですね。
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