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桐生市

Users' Cases ネットワーク管理・監視 PNDDA(旧名 IND)
60拠点におよぶ地域イントラネットをINDで一元管理。
外注に頼らないネットワーク管理を実現、不正接続を検出し情報漏洩を防止。

桐生市

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プロフィール
桐生市は群馬県東部に位置し、三方を山に囲まれ、渡良瀬川、桐生川が流れる山紫水明のまち。 「西の西陣、東の桐生」と称された、織物のまちとして知られる。パチンコ機器のシェアは全国一。群馬大工学部を中心に、産学官相互の連携を図り、ベンチャー企業の育成や情報拠点整備等を推進。県内や近県の大学との連携を図る「北関東産学官研究会」を2001年に設立。あわせて、地域産業のグローバルな発展を図りつつ、伝統、歴史、自然環境などの 地域固有の資源と融合しながら、内発的で個性的なまちづくりを行う「ファッションタウン構想」を推進。
面積:137km2
人口:113,389人
特産:桐生織、桐生和紙、椎茸ワイン


桐生市では、市役所・公民館・消防本部・桐生市情報センター・各種学校をネットワーク接続し、地域イントラネット構築を積極的に推進。その障害監視・トラフィック監視・セキュリティ対策にINDを活用している。そのネットワーク管理を一手に担当する、企画部IT推進室 主任 金子 輔氏に運用状況・導入効果等をお伺いした。

導入の経緯について


企画部IT推進室 室長 内田 利勝 氏 桐生市では96年に庁内ネットワークを構築しました。
その後、インターネット接続を機に庁内のPCが増加。さらに、2001年春から稼働した地域イントラネットが加わったことで、管理対象が数的にもスペース的にもさらに拡大しました。
現在では、クライアント約500と各種サーバーが60箇所程度の拠点に分散しています。

当初はネットワーク規模も小さく、ツールがなくても管理できていましたが、ネットワークの拡大により、管理ツールが無いと管理しづらい状況になっていました。機器が随時追加されるので手作業でネットワーク構成図を直していたのでは間に合いません。その結果、ネットワーク構成の把握も困難、トラフィックの状況は把握すること自体不可能です。
そこで、2002年4月にINDを導入することになったのです。

他のツールとも比較検討しましたが、専門的な操作スキルがなくても扱えることと、ツールのカスタマイズや設定が不要な点を評価しました。
オンサイトデモの時も、ネットワークにINDを接続しただけでマップが自動的にできていくので驚きました。

―― INDはソフトとハードをインテグレートした、オール・イン・ワンパッケージ。INDをネットワークに接続すると自動的にポートレベルの接続状況までを反映した構成図が生成されるので、最新のネットワーク構成を即座に確認することができる。さらに、デバイスやトラフィックの状況をマップ上で表示するので、障害発生箇所をピンポイントで把握できる。

INDの導入はスムーズにいきました。操作が簡単ということもありますが、ダイキン工業のサポート技術者の方にはよくやっていただきました。導入当初のネットワークトラブルの際は、ダイキン工業のサポート担当者が市のネットワークに接続して実データを見ながら解決していただいたこともあります。


運用状況について


企画部IT推進室 主任 金子 輔 氏

IT推進室では、地域情報化や電子市役所の推進、PCの運用管理全般、内部情報系のネットワーク・PC系アプリケーションの運用・管理をおこなっています。その中で、私は主にネットワークの維持管理、サーバー・PCの維持管理を担当しています。
2003年に予定されているLGWAN(ローカルガバメントWAN:自治体間のネットワーク)の準備も行っています。また、ホスト、PC、ネットワーク等の技術支援としてI社の技術者が常駐し、トラブルシューティング等の実作業をお願いしています。

以前は、トラブル発生時にPINGを打って調べていましたが、地域イントラになってからは、つながっていなければ現地に行って調べなければなりませんでした。今はINDでマップを見てどこに障害があるか即座にわかります。
また、稼働状況の履歴を調べることで、いきなり接続が切れた場合は、配線が原因と推定できるようになりました。実際、掃除をしていてケーブルが抜けたとか椅子がひっかかってケーブルが抜けたなど、電話での確認・指示で対応が済むことが多くあります。
また、IPアドレスを重複して設定したPCを配布してしまったことがありますが、INDでは各PCのIPアドレスとMACアドレスも即座に確認できますので簡単につきとめることができました。

またINDには、サーバーを監視していてダウンすると通知してくれる機能があります。一部のサーバーが毎日シャットダウンしてしまうとか、日曜の昼に落ちてしまうといったトラブルの際の原因究明に役立ちました。

トラフィックについてもINDで監視していますが、ネットワーク構築の際に余裕を持って設計していたこともあり、今のところ問題ありません。
ただ、現状は16Mのトークンリングですので、いずれは100Mイーサネットに拡張しなければならなくなると考えています。
INDでトラフィックの推移を集計していくことで、今後の変化を推定し早めに対応することができると思います。

桐生市地域イントラネット概念図
桐生市の地域イントラネット構成図
桐生市の地域イントラネット構成図
桐生市の地域イントラネット構成図
※各アイコンの建屋フロア名称やIPアドレスは、お客さまのご都合により削除してあります。


導入効果


IND導入によりネットワーク構成やトラフィックなどの情報を自分たちで持てるようになったのが最大の導入効果。
従来、トラブルシューティングはすべてI社に任せざるを得ず、不安が残りましたが、今はこちらで障害箇所や原因を調べた上でI社と対応を協議しています。両者の意見を合わせることで、より適切な対応がとれていると思います。

また、トラブルシューティングにとどまらず、例えばセキュリティ対策といった、従来にはなかったサービスを提供できるようになりました。今、ネットワーク管理で一番怖いのが不正接続による情報の漏洩です。市のネットワークには情報コンセントをたくさん用意してあるので勝手にPCを接続することが可能ですし、これだけ広いと目が行き届きません。そこで、INDの『Add Event』機能を使って不正接続を検出し、対応しています。『Add Event』は、ネットワークに新たに接続された機器を検出し通知してくれる機能です。新たに接続された機器のIPアドレスがこちらで配布したアドレスと異なる場合、不正な接続ということがわかるのです。また、不正接続場所もネットワーク構成図上で確認できます。


将来展望について


市の職員は庁外を含めて約1000人。LGWANへの接続も踏まえ、今後は1人1台のPC環境を目指します。また、各種学校・教育機関も含め、ネットワーク全体にINDの管理対象を拡大していきます。
INDはとっつき易く簡単に操作できますが、豊富な情報を提供してくれますので、活用ノウハウが貯まれば貯まるほど深い使い方ができるツールでもあります。もっと使い込んで効果を上げていきたいですね。その結果、外注コストの削減にもつながればと思います。

また、資産管理ソリューション『Asset Center』に拡張できることもINDの選定理由でもありました。ソフト・ハード含めたトータルな資産管理も今後進めて行きたいと考えています。


※INDは取材時点でのPNDDAの旧名称です。文中は旧名称のままとなっています。
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