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Users' Cases / システム管理ソフトウェア Neckar
全国の複数拠点にまたがるCATIA V5のリリースアップやHotFix、さらにトラブル時の再インストールまでをNeckarで自動一括処理。
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本田技研工業株式会社
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本田技研工業株式会社(ほんだぎけんこうぎょう、Honda Motor Co., Ltd.)は、本田宗一郎氏が1948年に創業した自動車メーカー。日本を代表する機械工業メーカーのひとつ。主にHondaのブランドでオートバイと自動車、汎用製品を製造している。新規分野へも意欲的で、ASIMOのようなロボットや飛行機についても開発を行なっている。
本社所在地 : 〒107-8556 東京都港区南青山2-1-1
従業員数 : 167,231名(2007年3月期)
資本金 : 860億円(2007年3月末現在)
主要製品 : 二輪車、四輪車、汎用製品
売上高 : 11,087,140百万円(2007年3月期)
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多くの先進企業で採用されているハイエンド3D CAD、CATIA。その最新版、V5では、従来のUNIXに加え、新たにWindowsがサポートされ、CAD環境のWindows化が進んでいる。そこで問題となるのが、リリースアップやHotFixの適用など、遠隔地端末へのソフトウェアのインストールの実施方法である。2004年夏にCATIA V5の導入を開始した本田技研工業株式会社でも管理コスト増が懸念され、その予防対策としてNeckarが導入されることとなった。
■CAD環境のWindows化による管理コスト増を抑制するために
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IT部 第一システム室 生産準備システムブロック チーフ
田邊 慎祐 氏
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「当社では2004年夏にCATIA V5を利用開始。新機種開発にあわせて順次、V5の利用が拡大されています。」
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―― CATIA V5導入で課題となったのが、リリースアップやHotFixの適用など、ソフトウェアのインストールにおける管理工数の増加。CATIA V5から新たにサポートされたWindowsではUNIXで行っていたような柔軟な管理が行えないため、1台1台手作業でインストールを行わなければならない。
「CATIA V5への切り替えでCAD環境がWindowsに移行することが目に見えていました。我々の部署では、国内に点在する複数の事業所で稼動しているCADを一手に管理しています。このままでは、Windows端末でのリリースアップやHotFix適用を、各拠点に人を派遣して1台1台手作業で行わなければならなくなり、管理工数・コストの増加が懸念されました。」
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―― 今後、Windows端末が増えた時に想定される大幅な管理工数・コスト増を防止すべく、ソフトのインストールを効率化する管理ツールを検討することとなった。
■Neckar選定の決め手は、検証でCATIA V5が問題なく配布、削除できたこと
「管理ツール選定のポイントは、CADの配布を問題なくできるか、CAD配布に実績があるか、ということでした。CATIA V5のアプリケーションは3〜4GBになるので、このような大容量のファイルを問題なく配れるというのが前提条件です。
Neckarはそれができるということで取引先から紹介され、ライセンスを借用し、検証を実施しました。結果として、CATIA V5の配布(新規/更新)、削除が可能で、他の検証項目においても、マスト要件についてOKの結果を得ました。」
「また、管理ツール検討の発端は、Windows端末の管理効率向上でしたが、ツールを導入するのであれば、既存のUNIX端末についても管理を統一したいと考えていました。NeckarはWindows、UNIXの両方で同一の管理・操作であり、この点でも条件に合致しました。」
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―― さらに、Neckarには、既存のUNIXサーバーを活用できるというメリットもあった。
「これまでずっとUNIXの環境でしたので、稼働中のサーバーはすべてUNIXでした。Neckarは既存のUNIXサーバーをそのまま使え、助かりました。また、デポサーバーの概念も、遠隔拠点を集中管理する上で有効です。」
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―― これらの要件にすべてマッチしたNeckarが、2005年春、CATIA V5の導入開始から半年を経て導入されることになった。
■Neckarの選定理由
■デポサーバーを活用し、国内各拠点へ同時配布
「Neckarは、CATIA V5のリリースアップやHotFixの適用、トラブル時の再インストールに活用しています。また、関連するマクロなどの配布にも利用しています。配布作業はマニュアルを作成し、専任者を決めることなく、6〜7人のメンバーが行っています。」
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―― Neckarは、配布パッケージを、あらかじめ他拠点に設置してあるデポサーバーに保存。マスターサーバーからの配布指示により、拠点内でのパッケージ配布はデポサーバーから行うことができる。これにより、WAN回線に負荷をかけることなく、大容量のCADアプリケーションの配布が可能。WAN回線に起因する配布エラーの心配も不要だ。
「配布の際は各拠点のデポサーバーに配布パッケージをまず送り、その後、各拠点内での配布を実行します。配布は夜間や週末に行うのでネットワークへの負荷という面では、他業務への影響を低減することができます。16並列処理により一晩で配布終了し、翌日にNeckarのログで配布結果を確認しています。」
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―― Neckarは、旧バージョンの確実な削除や、ディスプレイドライバー等のOSの深い部分の変更もリモート処理できるなど、OAソフトに比べて複雑なCAD配布を確実に実行できる。
「これまでの配布では、電源OFFや、IPアドレスの変更などによる配布失敗に対しては、事象を確認し、再配布により処理を完了。配布自体が不可能になるような致命的なトラブルには至っておりません。」
■Neckarのシステムイメージ

生産準備システムBL (栃木) にて、国内に点在するCAD環境を統合管理。 Neckarマスターサーバーからの配布指示を受け、各拠点のデポサーバーが拠点内での配布を実行。
■Windows端末への作業員の派遣は不要に
「CATIA V5のリリースアップで当初想定された、Windows端末への作業員派遣は、Neckar導入により不要になりました。リリースアップやHotFixの適用以外に、CATIA V5が何らかのトラブルで動かなくなった場合の再インストールにもNeckarを活用しています。従来は遠くの拠点でも人を派遣しなければならず、コストと復旧時間がかかっていましたが、今はリモート処理で迅速な対応が可能になっています。」
「UNIXで稼動しているCATIA V5については、リリースアップの際にOSのバージョンアップが必要となったため人手で対応しましたが、HotFixの適用については、Windows、UNIX含めて全てNeckarで実行しています。今後、Windowsへの移行が進むに従って、Neckarの効果は増えていくはずです。」
「また、一般的にCADのようなシステムの更新では、多くの手順が必要ですので、人手の場合、そのうちの一つを飛ばしてしまうというようなケアレスミスがありうると思います。過去にこのようなケースがどれだけあったかは集計できておりませんが、Neckarを使えば、結果は均一になり、ケアレスミスは起きません。これもNeckarの導入効果の一つです。」
■リリースアップや再インストール時のユーザーの業務ロスを最小限に
「Neckarはユーザーの業務の停止を最小限にとどめる、という点でユーザーにもメリットがあります。リリースアップ作業を外部に委託する場合、現地の監督者が必要ですし、やはり作業は昼間になってしまいます。そのため、作業の間ユーザーの業務が中断してしまいます。また、トラブルでCATIA V5を再インストールする場合、現地に人を派遣して作業が完了するまでに時間がかかっていましたが、今はリモートで素早く作業を完了できます。」
■CATIA V5のインストールにおけるNeckarの導入効果
■将来展望
「今後は、CADや周辺ソフト以外に、OS自体のバージョンアップ、再導入などもNeckarで実施できるようになればいいと思います。そうなれば、システム管理がさらに効率化できます。」
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