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ダイキン工業株式会社

分子シミュレーション&インフォマティクス 用語解説

カーボンナノ  [かーぼんなの] [carbon nanotube]

カーボンナノチューブとは、炭素原子が網目のように結びついて筒状になったモノで、直径はナノメートル単位ととても細く、人の髪の毛の5万分の1の太さです。ベンゼン環などの六角形を作る炭素同士の結合は、原子結合の中でも最も強いといわれている。カーボンナノチューブは全体がこの最強の結合でできており、極めて曲げや引っぱりに強く、かつ多くの薬品とも反応せず非常に安定している。また、電子材料としても非常に優れた特性を持っており、電気をよく通す良導体にも、また半導体にもなりうる。

「カーボンナノ」に関連する分子シミュレーションソフト

Mesocite: 粗視化分子動力学と散逸粒子動力学 (DPD) を使用してメソスケール構造をシミュレーション

QMERA: 量子力学計算と分子力学計算のハイブリッド法によるシミュレーションツール

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