COMPASSは、第一原理計算と単離された分子の実験データに加え凝縮相の性質をも使ってパラメ-タ化・検証されました。正確な構造、配座、振動と熱物理の性質の予測を、広範囲な環境におかれた様様な分子に同時に行うことができます。(単離された分子や凝縮相にある分子、温度、圧力等)COMPASSの開発目標は高い信頼性のある予測を得る事と、実験から得られる単離と凝縮相分子の両方の性質に近いデータの予測を得る事です。パラメータはほとんど第一原理計算データからで特に、分子液体と結晶の熱物理データとMDを使って、非結合パラメータを調整しました。
有機化合物一般、ハロゲン、低分子ガスなど幅広い分子につき、孤立状態およびバルク状態の両状態にて検証されています。 さらにゼオライト、金属酸化物などへ拡張もなされており、バルク物性、有機/無機界面の計算など、御望みのモデルでご利用頂くことが可能です。
温度や圧力の異なるモデルでも計算値(点)と実験値(実線)がよく合致します。COMPASSは、孤立分子の立体構造、振動スペクトルのみならず、バルク状態の密度、圧力まで、高精度な計算結果を出せることが検証されています。
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