Shellモデルはイオンペアーポテンシャルの一種で、調和バネで連結された、プラスコアと無質量のマイナス電荷シェルからなる点電荷のペアーでイオンを表現するもので、これによりイオンの分極性を良く再現することができます。
また、有機系に対しての分子力場、金属系でのembedded atomモデル、炭化水素系での結合次数ポテンシャルなど、30種近いポテンシャルモデルを内蔵します。
GULPの重要な特徴として、点欠陥の計算が可能なことが挙げられます。GULPでは空配座や層間挿入、不純物を、欠陥周辺の格子緩和の取り扱いに有効な2領域系Mott-Littleton近似で扱います。
結晶は2つの領域に分けられ、欠陥周辺の内部領域はあらわに処理されますが、結晶の他の部分は擬連続体モデルで緩和されます。
GULP:計算結果水晶のフォノン状態密度(DOS)
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