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イリソ電子工業株式会社

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グローバルにまたがって関係部門が同じ土俵に乗り、開発案件の進捗と成果物データをリアルタイムに共有。顧客要望に対する素早いレスポンスと短納期化が、競合差別化の大きな武器に。

イリソ電子工業株式会社

製品の高機能化や軽量化・小型化を背景に、電子部品業界では多品種小ロット化が進展。開発量の膨大化とリードタイム短縮への要求が、開 発現場を圧迫している。一方で、このような状況をチャンスととらえ、顧客要望へのレスポンスの良さと短納期を自社の強力な差別化ポイントとすべく、戦略的に取り組んでいる企業がある。その好例が、総合コネクタメーカーのイリソ電子工業株式会社(以下、イリソ電子)だ。製品ラインナップは1万を軽く超え、日々、新規開発案件が発生する開発現場での、さまざまな「見える化」にSpaceFinderが活用されている。

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導入前の問題点

多品種小ロット化により開発量が膨大化。進捗と成果物が「見えない」ことが短納期化の足枷に

製造本部長 兼 茨城工場長 黒澤 亮 氏

製造本部長 兼 茨城工場長
黒澤 亮 氏

高木氏:当社の製品ラインナップは、コネクタを中心に1万数千に達し、毎週多くの新規案件が発生しています。その8割程が顧客仕様にあわせた「顧客要望品」で、多品種小ロットに対応した短納期での開発立ち上げがますます求められています。

イリソ電子では、多品種小ロット化が進む中で、開発の漏れや納期遅れが散見されるようになっていた。ますます競争が激化する中、納期を守れないメーカーは淘汰されてしまう。しかし一方で、積極的に短納期化を推進することで、受注拡大できる可能性も高まっている。

技術本部 技術部 技術管理課長 高木 正義 氏

技術本部 技術部
技術管理課長
高木 正義 氏

高木氏:レスポンスの良さと短納期化でお客様に満足いただければ、競合他社との大きな差別化ポイントになります。同じ回答を出すのでも、2~3週間かかって出すのと1日で出すのでは、お客様の信頼感が全く違いますし、開発を短納期で立ち上げることで、使い勝手の良いメーカーと評価していただけます。

とはいえ、短納期化への取り組みは従来から行ってきた。この上、さらに納期を縮めるためには、設計から出荷までのトータルな対策が必要になる。そのためには、従来のように担当者間で電話やメールで確認作業を行ったり、技術管理部門が一つ一つチェックするのではなく、関係部門が一つの土俵に乗って、問題点をいち早く明確化して潰し込みをかけていく必要があった。

高木氏:以前は、管理シートを定期的に配布して開発状況を確認していました。しかし、返信が遅れたり、とりまとめに時間がかかり、管理シートの情報が最新かどうかは、結局その都度確認する必要がありました。その結果、確認に手間と時間がかかり、設計作業の漏れや納期遅れにつながった場合もありました。また、開発の過程で担当者が問題に直面した場合に、誰に聞けば良いのかわからず、時間を要してしまうという問題もありました。

2008年春、イリソ電子は、このような現状を打破するために、アクションを開始。求めたのは、さまざまな状況やデータをリアルタイムに見える化できるシステムだった。

選定理由

やりたいテーマを標準機能で実現。運用変更や用途拡大を自分達で行える柔軟性も評価

黒澤氏:開発進捗と成果物を見える化する手段として、具体的に、「開発案件の進捗管理」「図面通知」「設計変更管理」というテーマを設定して、システムの検討を開始しました。その矢先に、展示会でダイキンブースに立ち寄り、SpaceFinderを知りました。我々のテーマを標準機能で実現できるということで、詳細な評価を開始しました。

高木氏:また、ワークフローや電子帳票を自分達で作成・修正して、独自に運用していけることも大きなアドバンテージでした。見える化したいテーマはまだまだたくさんありますし、ゆくゆくは海外部門にも展開したいと考えていますので、追加コストを気にせず自分達でフレキシブルに運用できる必要があるのです。

運用状況

開発リードタイム短縮を支援する様々なアクションを開発プロセスに組み込む

イリソ電子は、2009年1月にSpaceFinderを導入し、当初掲げた3つのテーマについてシステム構築に着手。その第一弾として、2009年6月から「開発基本日程表」の運用が開始された。これにより、膨大な開発案件の進捗状況と成果物データを一つの電子帳票で関係部門がリアルタイムに共有。国内、海外の生産拠点、営業拠点をカバーし、技術、営業、資材、生産計画、品質保証、製造など、開発にかかわるあらゆる部門で、約100名が利用している。

技術本部 技術部 技術管理課 吉田 寛子 氏

技術本部 技術部
技術管理課 吉田 寛子 氏

吉田氏:開発決定品が生じると、技術管理課が「開発基本日程表」を起票し、製品情報や担当者情報を登録します。開発の難易度によって10段階に分類されている「開発基本ランク」や製品区分、量産種類、市場といった製品情報をもとに各工程で要する日数が算出され、開発開始日を設定することで、開発開始から出荷までの「開発基本日程」が設定されます。

技術本部 技術部 技術管理課 小林 宏史 氏

技術本部
技術部 技術管理課
小林 宏史 氏

小林氏:この基本日程を、開発スタート時に開催されるキックオフ会議で主要部門が精査し、「マスター日程」が決定されます。各工程の担当者は成果物をドラッグ&ドロップで登録し完了日を入力。会議や発表会については議事録も登録します。これにより、関係部門のメンバーも詳細を把握でき、内容の相互チェックも可能になっています。

「開発基本日程表」により、開発進捗と成果物を関係部門がリアルタイムに共有。開発リードタイム短縮のための基盤が実現した。

高木氏:一つの工程が終わって次工程に移るのではなく、同時並行で動ける工程については即座に動きたい。この速度を速めることが、短納期化に直結します。そのためにも、担当者間で電話やメールで進捗を確認し合うのではなく、リアルタイムに情報が欲しかったのです。「開発基本日程表」を見れば、まさにリアルタイムで情報共有ができますので、コンカレント開発をさらに推し進めることが可能になっています。また、営業部門が「開発基本日程表」を見ることで、進捗の問い合わせが不要になり、問い合わせに答える手間もなくなります。

さらに、責任部門と担当者、責任者を明確化しているので、直接問い合わせをしたい場合でも簡単に担当者にあたることができる。では、進捗遅れの防止策についてはどうだろうか?

吉田氏:各工程の期限が来る前にリマインドメール、期限が過ぎた場合にはアラートメールを自動配信することで、スケジュール遵守をサポートしています。マスター日程は、開発の過程で変更されることもありますが、その変更に対しても、管理者にメール通知される仕組みになっています。

開発マスター日程が変更された工程や回数の履歴は自動的に蓄積され、ボトルネックの分析や開発基本日程の見直しに活用可能。さらに、成果物データの所在を担当者に聞くことなく、一元的に把握できるので、上長や部門長がタイムリーに品質チェックできるのも大きなメリットだ。生産技術部門等、他部門からの見通しの良さも従来から格段に向上している。

高木氏:また、SpaceFinderでは案件を横串で検索し日程を追えるので、デザインレビューや試作品検討会などの予定を、SpaceFinderを使って月次や週単位で共有化していこうと考えています。

高木氏:SpaceFinder導入により、国内の本社、工場、販売会社、国内営業所はもとより、海外の製造拠点、販売拠点までもが、日々発生する開発案件の進捗と成果物をリアルタイムで見える化することができました。これは、たいへん大きな成果です。

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イリソ電子工業株式会社

イリソ電子工業株式会社

本社
神奈川県横浜市港北区新横浜2-13-8
資本金
56億4,005万円 (2009年4月1日現在)
従業員
国内:327名、海外:2,190名 (2009年3月31日現在)
事業内容
1963年の創業以来、ピンメーカーとして高度な精密加工技術を基盤にさまざまなピン形状の研究・開発に取り組む。コネクタ分野でも、創業当 時から培ってきた独自の技術力で高い評価を獲得。海外進出にも早くから取り組み、生産・営業網の拡充で、きめ細かなユーザー対応を実現している。

取材年月日:2009年6月29日

※ 記載されている製品名、会社名は各社の商標もしくは登録商標です。

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