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有限会社阿部設備設計事務所

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建築事務所との図面データ交換において、レイヤやペン番号の設定をルール化することでお互いの効率化を実現。

有限会社阿部設備設計事務所様

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有限会社阿部設備設計事務所
函館設備設計家協同組合員
設立年月日 :昭和44年4月
所在地 :北海道函館市青柳町28-3
社員数 :4人


有限会社阿部設備設計事務所では、2000年にFILDERを導入。建築事務所との図面データ交換において、レイヤやペン番号設定をルール化することで、お互いのデータ交換をスムーズに行っている。その運用状況、導入効果を鳴海 禅児氏と佐々木 純氏に伺った。


■導入の経緯
操作性の良さが導入の決め手


有限会社阿部設備設計事務所 阿部 満 氏 鳴海:以前は、FILDERの前身であるAUTO-HAS/Winを使用していましたが、最新のCADへの切り替えを考え、他社の設備CADを含め検討し、2000年、2台のFILDER導入を決めました。実際にデモを見て、コマンド操作が少ない操作性重視のCADで、とっつきやすいと思いました。空調機メーカーのダイキンの設備CADということも選択したポイントです。

――FILDERは、5つの作図種類ボタンと6つの設備種類の組み合わせで作図が開始でき、オブジェクトを選ぶだけで可能な編集コマンドがショートカットメニューに表示されるオブジェクト指向の設備CADである。

■稼動状況


有限会社阿部設備設計事務所 佐々木  純 氏 鳴海:空調や給排水、消火設備、機械設備などを二人で作図しています。デスクトップパソコンで使っています。事務所にいるときは、終日作図します。

佐々木:私はCADの経験はまったくありませんでした。2003年4月に入社後、2日間の講習を受講しました。近くに聞ける先生(鳴海氏)がいるので、スムーズに操作を覚えられました。コマンドをメニューから選ぶCADに比べて、FILDERはショートカットメニューに編集コマンドが表示されるので、マウスを動かす幅が少なく、すばやく操作できます。今は詰まることも無く、どんどん作図できます。

ペンサイズ毎にレイヤを分けることでデータ交換がスムーズに

鳴海:建築事務所とのデータ交換が多いです。JW-CADデータがほとんどで、ペンサイズや線種の変更、余計なデータの削除などの編集が必要でした。そのため、編集時間が少なくなるようデータ交換の運用ルールを決めました。使用する文字サイズとペンサイズを極力少なくし、また、レイヤをペンサイズ毎に分けるようにしました。運用ルールを作っておくことで、お互い効率よくデータ交換ができ、後の編集も楽です。

鳴海:ファイルのバックアップは月に一度、MOなどに保存しています。Excelで積算した内訳、官庁の打合せ議事録などとまとめて物件ごとに管理しています。


■導入効果
スプリンクラー自動配置、材料集計、OLEを活用


有限会社阿部設備設計事務所 鳴海 禅児 氏 鳴海:スプリンクラーの自動配置を有効に使っています。消火設備の図面は全体から比べたら少ないですが、一個一個手動で配置して調整するのと比べると、作業時間は1/10くらいではないでしょうか。部屋を領域指示することで簡単に配置できますし、配置の方法のバリエーションもあり、かなり楽です。自動でできる材料集計も活用しています。

鳴海:機器は、基本的に一度使ったものを再利用する場合が多いので、1/100用、1/50用など図面サイズ毎に使用頻度の高い機器をまとめ、図面ファイルとして保存しています。間仕切りの変更により機器を配置する場所が変わり、機器自体も変更になる場合でも、そこから必要な機器だけをファイル間コピーし、すぐに配置できます。レイヤやペンサイズもそのまま使えるので便利です。

鳴海:OLE機能を使い、Excelの提出書類や基本設計プランにFILDERの図面を貼り付けたり、逆に、FILDERにエクセルの生データを貼り付けたりします。また、実際に配置する便器の写真データをFILDERの図面上に貼り付けておくことで、よりわかりやすい図面になります。

鳴海:全体的な移動、平行移動、配管伸縮、ルート変更などの編集が楽です。機器表の作成では、基本的なサイズをテンプレートにして、それをベースに編集します。

鳴海:連続印刷や連続変換の機能は、出力している間に他の仕事ができるので、とても便利です。欲しい機能はバージョンアップで追加されていきます。



■今後の展望


鳴海:建築事務所も含めて、データ交換をする際の共通の運用ルールづくりを進めています。この運用ルールを広めることで、頻繁にあるデータ交換も、CADの機種を問わずスムーズにできると思います。これによりさらに作図効率が向上すると期待しています。

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