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株式会社中央製作所
Users' Cases
株式会社中央製作所 様
●
設立 : 1970年
●
所在地 : 北海道紋別市
厳しさを増す市場環境のもと、今までどおりのやり方では勝ち残れない
株式会社中央製作所
代表取締役社長
舘岡久幸 氏
大手の設備会社は、空調/衛生部門と業務が細分化されているが、地方の中小規模の設備工事会社では、空調/衛生もひとまとめに請け負うケースも多い。北海道紋別市の中央製作所も、そんなトータルな管工事技術を備えた設備工事会社の一社。同社はオホーツク海沿いの西紋別地域を中心に主に公共事業関連の設備工事を幅広く展開している。当然、公共事業縮減の影響は決して小さくない。
「公共事業は3〜4年前の半分程度に減った実感がありますね。競争は厳しさを増し、以前のように、口を開けて待っていれば自然に落ちてくるような仕事はありません」。そう語るのは同社の代表取締役・舘岡久幸氏である。舘岡氏によれば、公共事業にせよ民間分野にせよ、今や受注者が自ら提案して仕事を作り出していくような、積極的な取り組み姿勢が不可欠になっているのだという。
「当社も設備改修工事やメンテナンスサービスなど、多彩な提案型営業を開始しており、成果も上がり始めています。そして、この展開を可能にしたのが、FILDER_PLUSを活用した設備設計ノウハウの蓄積なのです」。中央製作所は紋別地区で最も早くCADを導入した一社である。しかも1995年に初めて導入したときから、迷わずFILDER_PLUSの前身にあたるダイキン工業製品を選び、バージョンアップしながらこれを使い続けている。
「こんな遠方まで佐々木さん(ダイキン工業の営業担当者)が熱心に通ってくれたということもありますが、やはりFILDER_PLUSは設備のプロが作ったCADだと感じるからです。それは私自身もCADを使っていたからよくわかるんですよ。導入後は私たちの要望も取り入れながら進化していますし、乗り換えようと思ったことは一度もありません」
FILDER_PLUSと設備設計技術で新たな提案型ビジネスを開拓
ダイキン工業株式会社
電子システム事業部
第一部 HASグループ
佐々木誠 氏
今でこそ経営に専念しているものの、舘岡氏は現場経験も長く、設計も手書き/CAD双方に豊富な経験を持つ。そんな舘岡氏が、FILDER_PLUSの豊富な機能で最も重視するのが立平面連動機能とリアル3D機能である。
「当たり前のことですが、建築設備は3次元的なもの。例えば、勾配がなければ排水さえできません。特に私たちのように実際に施工する“工事屋”にとって、高さの要素は絶対に欠かせないのです」。細かな収まりや干渉チェックなど、立平面連動機能で立面的に確認でき、さらにあらゆる方向から確認できるFILDER_PLUSのリアルタイム3D機能は、設計業務はもちろん、現場作業でも効率化と品質向上に大きな威力を発揮するのだ。また、高さ情報を持つことで、材料集計表がワンタッチでアウトプットでき、FILDER_PLUSで材料集計した結果を図面とともに出力し、見積もりや材料調達にそのまま利用できる。
「管や継手、バルブなどの部材データも急速に充実したし、各種の設備専用機能もずいぶん使いやすくなりました。FILDER_PLUSのこうした進化とともに、作業効率は大きく改善され、技術者の図面関連の負担は以前の半分以下になっています。FILDER_PLUSなしではもう仕事にならないでしょうね」
早くからFILDER_PLUSを導入して錬磨し続けてきた同社の設備設計ノウハウは、今やこのエリア屈指といわれるまでになっている。前述のとおり、同社ではこの設計ノウハウを生かした提案型の事業展開を推進している。
「設備の寿命は建物より短く、どの建物の設備もいずれ改修が必要になります。そこで私たちは既存顧客の物件を調べ、手書き図面からFILDER_PLUSで図面を起こし直し、具体的な改修計画やメンテナンスを提案しています。まさにFILDER_PLUSと当社の技術が結びついた新手法といえます。こうしたチャレンジは今後も続けていきたいですね」
CAD&CGマガジン 2007年7月号掲載
PART 4 「現場」が進化させる設備専用CAD3次元化
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