工事部の技術者全員が一人一台設備専用CADを持ち、自ら作図することで、担当する現場業務を効率化。
CADオペレータの現場代人への転身も実現。
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大明工業株式会社様
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営業種目 |
:管工事業、水道施設工事業、消防施設工事業、 土木工事業、その他 |
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ISO |
:適用規格:ISO9001認証取得 (平成14年5月22日登録) |
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設立年月日 |
:昭和23年11月24日 |
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本社所在地 |
:北海道函館市栄町12番18号 |
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社員数 |
:20人 |
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売上高 |
:8億円(平成20年度予定) |
大明工業株式会社は、2002年5月、道南設備業界で最初にISO9001を取得し、お客様を第一に考えたシステムづくりを目指している。同じく2002年、工事部の技術者14名全員にFILDERを導入。各人が作図できるようになったことで、専任のCADオペレータ2名が現場代人に転身。より多くの現場を持つことができるようになった。その運用状況、導入効果について工事部の須藤 晴彦氏にお聞きした。
■導入の経緯
現場での作業効率を向上するためには、工事部の技術者全員が設備CADを使える環境が必要
以前は、作図専任のCADオペレータ2名が作図を担当し、現場代人が作図指示をしていました。ここ2、3年で現場でも図面台がなくなり、電気、建築、設備間の図面のやり取りは電子データとなりました。その電子化の流れに乗るため、汎用CADではなく何らかの設備CADの導入しなければ、ということになりました。そこで、工事部の現場代人に一人1本、設備CADを使う環境を整備し、現場代人は検討から施工図作成や修正、水道局や消防関係に提出する図面作成も全て担当し、自分の現場で描くという方針になりました。
5×6ボタン作図での簡単作図が選定の決め手
他の設備CADはアイコンが多すぎました。FILDERは5つの作図種類ボタンと6つの設備種類ボタンの組み合わせで作図できるところが非常に特徴的ですね。現場代人はしばらく図面を描かない期間があります。現場でしばらく施工をしている間に操作を忘れてしまうので、なるべくアイコンを使わない現場思考のCADがよいと思いました。FILDERはコマンドを選ぶのではなく、作図開始は5×6ボタンから。修正したい場合も、編集したい部材を右クリックするだけで可能な編集機能がメニューに表示されます。
ユーザーの要望に応えれくれるサポート体制
FILDERはバージョンアップが半年毎にあり、使い勝手がいいように機能追加・向上されます。必要な機能は今後も付け加えられ進化していくので、サポート面でも一番よいと感じました。こちらから提案した要望も、機能として付け加えてもらえる場合が多く、完全に信頼しています。
■運用状況
講習受講とフリーダイヤルで短期間の操作修得
まず、講習を受けることからスタートしました。汎用CADを使っていた3,4名が、2日間の教育後まもなく描けるようになりました。彼らがどんどん習熟していったので、その後を追ってみなついていきました。疑問点は周りの人に聞いたり、サポートセンターへのフリーダイヤルで解決しています。フリーダイヤルはいいですね。マニュアルを開いて探す時間もないときは聞く方が早いので便利です。今では予想以上にFILDERでの作図に慣れてきている人が多くなってきました。
建築、電気、設備図を合わせての意匠検討と配管ルートの決定
現場代人は常にノートパソコンを持ち、現場事務所と会社の両方で使っています。最初の検討から、FILDERを使います。電気と設備と建築の3社の図面を合体させて、配置する天井照明、ヒーター、便器、点検口などの総合的な意匠検討を行います。その後施工図を描きます。
施工図を描く際、まず建築からデータをもらいます。もらったデータ梁(構造体)をFILDERで平面詳細図に貼り合わせます。そこに、電気からもらった天井伏図など、照明の位置が描かれている図面を貼り付け、規制のない空いているところを見て配管のルートを決めていきます。手書きの図面でこの作業をするのは労力がかかりますが、FILDERなら漏れもなくスムーズで機械的に作業できます。立面と平面を確認しながら、実際に近いルート選定ができます。この後も、何度か修正がありますので、叩き台としても都合がよいです。
データ交換はDXF、JW-CAD、JW-Win、DWGファイルが多いですが、FILDERでのデータ互換も問題ありません。
図面データは、各人で管理しています。終わった現場のデータなど、各自がMOなどに保存しています。社内でのやり取りが発生する際は、LANでファイルサーバーに繋ぎ、必要な図面を保存してデータ交換をします。ファイルサーバーには、個人名のついた共有フォルダがあり、オープンな状態なので誰でも見ることができます。
■導入効果
図面作成を含めた工数管理が可能
図面データの交換では、変換方式、データ容量の問題、メールでのデータ交換手順など、いままでパソコンをさわったことがなく分からなかったことが、FILDERを通して理解できました。頻繁にある建築とのデータ交換も電子メールを使ってスムーズに行えるようになり非常に便利です。Excelで作成していた工程表もFILDERで描くようになりました。現場代人が図面を一貫して描くということで、各自の工程の中に作図工数を含め、いつまでに描けるかという時間の管理ができます。全部自分で描くということは、本人の思い通りに仕事が進むということになります。
各代人が図面を描くことで無駄を省き、スキルアップ
作図専任のオペレータは現場代人へ転身
施工図専任のCADオペレータへの指示にかかる時間や意思疎通のズレなどの無駄な時間がなくなりました。建築や電気の変更が何度もあるので、一度のやり取りで済みません。図面を出力しては、変更を赤ペンで書き入れて変更を依頼するというようなオペレータへの変更指示が何回もあります。そのやり取りの時間的ロスがなくなりました。その部分は大きいです。各人が思い通りの図面を書けるようになりました。
図面は自分で描くのが本来的な姿です。自分で描くことによって施工の無駄を省き、コスト削減をしていけます。懸念事項など施工上、前倒しでつぶしていかなければならない問題も自分で発見でき、早めに対応できるので、余裕のある施工ができると思います。修正は小刻みにありますが、自分で描くので直し漏れがなくなります。FILDERなら修正も簡単に行え、使いやすいです。
現場代人が自らFILDERで作図することで、2名いた作図専任オペレータは不要となりました。私も以前はオペレータでしたが現場代人に転身し、もうひとりは一級管工事の資格をとり活躍しています。
■今後の展望
全員がFILDERのエキスパートに
今は一人一台FILDERが入っているので、使っていけばいくほど、便利さが分かっていくと思うんですよね。使いこなしていけば、作図時間も短縮でき、ミスもなくなり、さらに信頼性の高い、精度の高い図面を作図できると思います。作図する側のノウハウとスキルがどんどんUPしていくことが、会社の利益につながっていくと思います。現在、工事部の半分以上はFILDERのエキスパートです。何人か突出した人がいるので、その人がどんどん磨きをかけてくれれば、皆ついていくと思います。全員がエキスパートを目指して行きたいです。
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