WAN高速化システム SteelHead
データセンタ側とブランチオフィス側のSteelHeadでデータをキャッシュし、差分データのみを送信するため、実際にWANを経由するデータ量が減り短時間で転送することが可能になります。
SteelHeadは、一般的な「ファイル/プロトコル毎でのキャッシュ」とは異なり、バイト単位でキャッシュを行うことで、集約率と重複データのヒット率が格段に向上。すべてのアプリケーション・拠点でキャッシュを共有するため、高速化の効果が得られやすく、キャッシュ領域を有効に利用できます。また、ファイルの一部が修正された場合、変更部分のみキャッシュし直すので、ドキュメントの更新頻度が多い場合でも高速化効果が得られます。
SteelHeadを通過することで、以前送信したことのないデータだけが WANに流れます。
この例では、CIFSデータ7454.4MBのうち1344.1MBだけが WANに流れ、約81%が削減されています。
Windowサイズを拡大し、1つのパケットで転送できるデータ量を増加。遅延の大きい地域でもスループットを上げることができます。
例えば、CIFSによるファイル共有で、10MB程のファイルをNW経由でドラッグアンドドロップすると約150~180回程度のやり取りを行います。やり取りの多いプロトコルで、回線遅延が大きい環境では、アプリケーションレスポンスが大幅に悪化してしまう要因になってしまいます。SteelHeadは、応答時間の65-98%を代理応答にて省略。レスポンス時間を短縮します。
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