Reflex QPAでは、混合物を構成する純粋成分の相を、次にあげる項目によって表します。
実験的回折パターンは、成分相の結晶構造からシミュレートされる粉末回折パターンの重なりで示されます。
各相のパターン、試料、格子や構造パラメータは計算中に精密化できます
Reflex QPA は、標準物質を用いない方法と内部標準法をサポートします。各相について、ラインシフト補正に関連したパラメータが精密化されます。標準物質を用いない方法では、すべてのパターンを全く同じ実験装置で記録することを前提としています。内部標準法では、一定重量率の標準物質を、混合相だけでなくすべての単成分相にも加えてから、粉末回折パターンを記録します。
このアプローチでは、標準物質を用いないQPA について、結晶構造をインプットとして使用するもの(リートベルト法)と、実験的粉末パターンをインプットとして使用するものを組み合わせて用います。
混合相の実験的粉末回折パターンを個々の成分相のパターンによって分解したチャート
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