グローバリゼーションの進展や急減な為替変動等、製造業の取り巻く環境は一層厳しいものになっています。一方、業務改革による効率化や設計品質強化を実践し、競争優位性を確保しているメーカーが多いのも事実です。今回のセミナーでは、開発革新を現場で引っ張ってきた業務改革リーダーから、実践経験に基づいた開発プロセス改革のポイントをご紹介させて頂きます。
Session 1
ダイキン工業では環境課題への対応やグローバル販売拡大に伴う開発機種数増加と短納期化など激化する競争環境に対応すべく、2009年より製品開発プロセスの抜本的改革に着手してきました。加えて、コンカレントエンジニアリングを推進するために、設計・開発から調達、生産技術、製造と部門横断で開発情報を一元管理できる技術情報管理基盤の再構築も進めてきました。
これらの改革効果は、2012年11月発売した新ルームエアコン「うるさら7」の開発においても大いに活かされ、コンカレントエンジニアリングによる設計品質向上、手戻り削減を実現することが可能になりました。
本講演では、全組織を巻き込んだ開発プロセス/デザインレビューの改革手法や社内に埋もれる「知識」を有効活用し開発途上の指摘事項件数を65%削減した事例・効果を開発革新リーダー自らご紹介します。
【日経BP ITpro】連載:ITフル活用で業績好調な会社にて、弊社事例が紹介されました。
3/27ダイキン工業、空調部門2500人が製品開発管理ツールを使い倒して「うるさら7」誕生
当日は、この内容をさらに掘り下げて講演させていただく予定です。
Session 2
電子部品の大手メーカーであり、常に先進的な技術革新を実践している村田製作所様。一方、近年の世界的な携帯端末の市場拡大や部品点数の増加に伴い、情報の分散化による「案件滞留」「非効率性」が問題化。従来のグループウェアを廃止し、拠点を越えて開発案件情報を俯瞰し「案件滞留防止」「案件の優先度コントロール」を推進できるグローバル開発案件システムを再構築。本セッションでは、会社全体を巻き込んだ技術情報管理基盤の構築事例をご紹介します。
このイベントは終了しました。ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。
セミナー内容にご興味をお持ちの場合は、弊社よりご説明させていただきます。
開催日時 | 名古屋 : 2013年4月24日(水) 14:00~17:30 (受付開始13:30) 大 阪 : 2013年4月25日(木) 14:00~17:30 (受付開始13:30) 東 京 : 2013年4月26日(金) 14:00~17:30 (受付開始13:30) |
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会場 | 名古屋 : ダイキン工業名古屋ビル 5階大会議室(名古屋市東区白壁1-17) アクセス 大 阪 : 梅田センタービル 31階ホワイトホール(大阪市北区中崎西2-4-12) アクセス 東 京 : JR品川イーストビル 5階会議室 (港区港南2-18-1) アクセス |
セミナープログラム | Session1 : うるさら7誕生における開発プロセス改革と設計品質向上事例のご紹介 Session2 : 村田製作所における 『グローバル開発案件システム』構築事例 |
参加費 | 無料 |
お問い合わせ | ダイキン工業株式会社 電子システム事業部 営業部 SF営業グループ 電話:(東京) 03-6716-0464 (大阪) 06-6378-8716 |
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受付時間 9:00-17:30(土・日・祝除く)