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PSManager
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株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター(栃木)

ユーザー事例パンフレット

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増え続けるCAE ライセンスの中の『潜在的な遊休リソース』をそぎ落とし、投資効率の向上と開発のロスタイム削減を実現。

株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター(栃木)

本田技術研究所 四輪R&Dセンターでは、開発現場で増え続けるCAEニーズに対応すべく、部門毎に購入・運用していたCAEライセンスの集約と共有化を実施した。その結果、ライセンスの非効率な使い方が顕在化し、非効率な使い方がライセンス不足を増幅するという悪循環が発生。その対策が求められていた。

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導入の背景

製品開発におけるCAE利用が急速に増加し、ライセンスの需要が爆発的に拡大

四輪R&Dセンター デジタル開発推進室 CISブロック 主任研究員 高村 知昭 氏

四輪R&Dセンター
デジタル開発推進室
CISブロック 主任研究員
高村 知昭 氏

高村氏:近年、PCで稼動するCAEソフトの増加に伴い、CAEを利用する技術者が増えています。また、一人で複数のマシンを動かすなど、CAEの使い方も変化。さらに、自動運転を代表としたソフトウェア開発が急速に伸び、開発工程も増えています。このような変化を背景に、CAEライセンスのニーズが爆発的に増え続けている状況。中には、毎年2割程度のライセンス追加を行っているCAEソフトもあります。

同センターでは、2012年からCAEライセンスを統合購買に順次移行し、部門毎に需要ピークにあわせていた購入本数の適正化も行った。一方で、ライセンスを確保するために朝早くから起動したり、使い終わってもライセンスを開放しない等の『潜在的な遊休リソース』が目立つようになった。それがライセンス不足を引き起こし、『足りないから確保する』という非効率な利用が増幅される悪循環に陥っていた。

高村氏:当センターでは、主要なCAEソフトをすでに統合購買に移行しています。その中で、稼動監視機能やタイムアウト機能が無いソフトにおいてライセンスのアイドリングが目立ちました。我々としても、不足しているリソースは適切に補充したいのですが、そもそも検討するための材料が無いという状況でした。

その対策として導入されたのがPSManagerだ。PSManagerは、CADや制御系設計・シミュレーションソフト、解析ソフト等に幅広く対応し、様々な稼動情報を収集・可視化。さらに、マウス・キーボードが操作されていない時間やCPU負荷、ディクスI/O等の情報をもとに、長時間使用されていない場合はライセンスを検知して警告表示やライセンス開放を行うことができる。

運用状況

起動したまま放置している『潜在的な遊休リソース』を検知し、警告と開放を自動化

四輪R&Dセンター デジタル開発推進室 CISブロック 始木上 亨 氏

四輪R&Dセンター
デジタル開発推進室
CISブロック
始木上 亨 氏

始木上氏:2014年3月にPSManagerを導入し、タイムアウト機能が無い4つのCAEソフトに適用しています。その内の1つはタイムアウト機能があったのですが、実際にテストしたところ、うまく作動しなかったので適用対象に加えました。運用ルールの策定にあたっては、使用頻度の高い人をモデルユーザーに選定し、利用状況を3ヶ月間モニタリング。その情報を分析したところ、ライセンス起動中にマウス・キーボード操作が途切れる場合でも40分以内には再開することが見えてきました。そこで、ライセンス開放までの時間を40分とすることにし、その間のどのタイミングで警告表示するかを検討しました。そして、システム設定とモデルユーザーでの試行、意見交換を重ねて、運用ルールを詰めていきました。当初は警告表示までの時間を30分としましたが、ライセンスのアイドリング時間を削減するために10分に変更しました。また、ライセンスが非常に高価なCAEソフトについては、ライセンス開放をもっと短い時間に設定しています。

警告ウィンドウは常に画面の最前面に表示させるように設定。その表示が煩わしいために、ライセンスを自発的に開放させる効果がある。

始木上氏:運用ルールを策定した後は、各ユーザー部門の代表者に個別に説明を実施し、順次、適用範囲を拡げて行きました。当社はトップダウンというよりはボトムアップ型で施策を動かす風土ですので、今回の取り組みでも、現場に納得してもらえるよう、丁寧に説明を行いました。当初はユーザーの反発が大きかったのですが、実データをもとにして、運用ルールの設定根拠を説明し、現に非効率な使い方がされていることも認識してもらいました。また、必要な場合はノードロックライセンスに切り替える等の施策も一緒に考えながら理解を得ていきました。情報システム部門が裏方的な立場に留まらず、ユーザー部門と対等に話をする上でデータは有効な材料ですし、ユーザーにとっても、自分の使い方を客観的に知ることができるので、意識改革につながると思います。

全体の半分程度まで適用を進めた段階で、ピークの時間帯でも少し待てばライセンスを取得できるようになってきた。「そういう話が次第に広がって、ユーザー側も『やりましょう』と態度が変わっていきました。」(始木上氏)このような過程を経て、2015年4月に全適用が完了。対象ソフトをインストールする場合はPSManagerもインストールする規則になっている。

導入効果

CAEニーズが増加し続ける中で投資抑制を実現。必要な人にライセンスが回り、開発のロスタイムも削減

高村氏:あるCAEソフトでは、ユーザー数が毎年2割程増えているにもかかわらず、2年間ライセンス追加をしなくて済みました。別のCAEソフトでは、本数を2/3に減らしても業務が支障なく回っています。ライセンスの『潜在的な遊休リソース』がそれだけあったということです。今は無駄を最少化した上で、必要な本数を順次足している状況です。そういう点では、投資効率は高くなっています。我々は費用削減のみを主眼としているのではなく、経営者に対して必要なリソースへの投資を提案し、現場には投資したリソースを最大限に有効活用してもらわなければなりません。そういうことがデータの裏付けを持って進めていけるようになったことは大きな意味があると思います。

四輪R&Dセンターでは、日々の稼動率等をもとに、今後1年間で必要となるCAEライセンス数を割り出す計算式を作成。感覚に頼らず、データを根拠として適正なライセンス投資が可能になっている。PSManagerによるライセンスの無駄使い削減は、予測精度の向上にも貢献しているに違いない。

始木上氏:タイムアウトは1日あたり140~ 200件発生しています。それ以外に、警告ウィンドウを見て自発的にライセンスを開放する人もいるので、相当な数のライセンスが必要なユーザーに回せていると思います。一方で、開放件数×40分間はライセンスを無駄にしていることになるので、ユーザーに対して適切な使い方を心がけるように呼びかけを行っています。また、特にライセンス費用が高価なCAEソフトについてはユーザーの操作状況をモニタリングし、不適切な使い方が多いユーザーに対して改善をお願いしました。マウス・キーボード操作以外に、CPU負荷やデータ入出力等の推移も分かるので、ユーザーとより突っ込んだ話をする際に活用できます。

~業務のロスタイム削減~
高村氏:昼休み直後と午後2時~3時が利用のピークタイムで、以前はライセンスが空いていないという問い合わせの電話が鳴りっぱなしでした。「さあ、やるぞ」という時に使えない、いつ使えるようになるかもわからないという状況でしたので、開発のロスタイムは大きかったと思います。問い合わせを受けた管理者も、起動しているユーザーを調べて、「本当に使っていますか?」と電話で確認するなど、対応に追われていました。

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株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター(栃木)

所在地
栃木県芳賀郡芳賀町下高根沢4630
資本金
74億円
事業内容
1960年に本田技研工業株式会社から独立して以来、Hondaの研究開発機関として、半世紀を越えるさまざまな技術を蓄積。社会のニーズや顧客の期待に応える商品づくりを担う開発部門と、技術要素の基本的な耐久性・信頼性・性能等を長期的に研究・評価し、創造的で革新的な技術として完成させる研究部門が一体となり、新しいモビリティーの提供を通じて人と地球と社会に貢献している。
WebSite
http://www.honda.co.jp/RandD/

取材日:2018年1月12日

※ 記載されている製品名、会社名は各社の商標もしくは登録商標です。

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