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Maya2022とPython3 最新環境のメリット、注意点

Maya2022とPython3 最新環境のメリット、注意点

一般公開期間:2021年12月10日(金)11:00~12月24日(金)23:00【無料:申し込み制】
一般公開は終了しました。

セミナー内容

  • 本セミナーはPart1のみの構成です。(約50分)の画面

    Part1
    本セミナーはPart1のみの構成です。(約50分)

    • Python3で新しく追加された機能について
    • これまでPython 2で作成したツールなどの資産を共有化する方法について
    • Python3で追加されたasync/awaitを用いた非同期処理について、Maya2022と絡めて紹介

おすすめポイント

  • 理解が難しい非同期処理について、Pythonでの歴史と図解を交えて分かりやすく解説します。
  • 知っておくと便利なPython3での追加機能について説明します。
  • 既存資産を生かすためのPython2,3共用コードを作成するためのノウハウをご紹介します。

Maya 2020まではPythonのバージョンが2でしたが、Maya2022の登場によりPython3が使用できるようになりました。このセミナーの前半では、Python3で新しく追加された機能について説明します。

後半は、これまでPython 2で作成したツールなどの資産を、Python3でもできるだけ使えるようにするために、コードを共有化する方法について説明します。

最後に、Python3で追加された async/await を用いた非同期処理について、Maya2022と絡めて紹介します。

Python3では、非同期処理が扱いやすくなりました。非同期処理の利用で、待機時間の長い処理を複数実行する際に、全体の処理時間を短縮できます。

スマイルテクノロジーユナイテッド株式会社 テクニカルアーティスト 榎本 智 氏ご講演のコンテンツです。

    【アジェンダ】

  • Python3の新機能について
    • 非同期処理の歴史
    • f-string (フォーマット済み文字リテラル)
    • dataclasses
    • 型アノテーション
  • Python3におけるMayaのワークフロー
    • Python2とのコードの共有、共存
      • 共通コード化
      • site-packages(サードパーティーライブラリ)の管理
      • 型情報の取り扱い
    • 非同期処理の使用例Open Elevation APIを利用した富士山のメッシュ作成

◆ 使用ソフトウェア

Autodesk Maya2022、Python3.72

◆ サンプルコード【ダイキンCGユーザー限定】

ダイキンCGユーザーの方に限り、本セミナーで使用するサンプルコードを視聴ページにてダウンロードいただけます。

セミナー(一般公開)レポート

《 講師コメント 》

スマイルテクノロジーユナイテッド株式会社

テクニカルアーティスト

榎本 智 氏

Maya2022でPython3が導入され、ツールのPython2からPython3への移行、またはPython2との共有化作業が必要となっているTA の方もいると思います。そこで今回は、Python3の新しい機能の紹介と、 Python2との共存方法について解説をしました。


Python3の新しい機能の中でも特に、async / awaitを用いた非同期処理は仕組みと動作が理解しにくいものとなっています。ですので、Pythonにおける歴史や、非同期処理の恩恵が得られやすいネットワ ーク通信を含んだ実例を絡めて、詳細に説明しました。Python2との共存については、Python2とPython3の違いと差異の吸収方法、それぞれのバージョンのライブラリをどのように管理するかについて、これまでの業務経験をベースに説明しました。


今回の講演内容が、皆様の今後の業務の一助となれば幸いです。

《 満足度・参加者コメント 》

アンケート結果01
セミナー満足度01

MayaとPython3の関係だけでなく、Python3の非同期処理の歴史にまで踏み込んでいただき、とても勉強になりました。サンプルまでご提示いただきありがとうございました。

Python3で知らなかった機能を把握でき、大変参考になりました。

ジェネレータについて「メモリ使用量」に着目しているネット情報等が多い中、処理の内容、非同期処理を具体的に説明しに触れて頂きとても勉強になった。

一般的なPython3情報ではない、知らない情報ばかりだったので、有益でした。

Profile

榎本智氏
スマイルテクノロジーユナイテッド株式会社ロゴ

スマイルテクノロジーユナイテッド株式会社

テクニカルアーティスト

榎本 智 氏

CEDEC 2020 講演「CreativeAI事例〜AIでモンスト風キャラジェネレイターを作ってみた話」開発協力

スマイルテクノロジーユナイテッド株式会社様 講演セミナー

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