最新のStoryboard Proでは、ビデオトラックやテクスチャベクターブラシなどの新機能が追加され、さらにStoryboard Pro上で表現できることが増えました。
Storyboard Pro 5.5では、ドローイングツールは瞬時にニュー・ガイドとバニシング・ポイントに移動可能なため、より素早く背景とプロップを遠近法で描くことができます。
Storyboard Pro内で全てを最小限の努力だけで正確な遠近法により描けるためワークフローが改善します。
新機能のオートマットツールでキャラクターをバックグランドと識別するためにより簡単にキャラクターに色付けする(影をつける)ことができます。
新機能のオートマットツールはワンクリックで複数のドローイングをマットに仕上げることで手動のアプローチをスピードアップします。
ぼかしはアクションや動きを伝えるのにシンプル且つ効果的な方法です。
Storyboard Pro 5.5では、動きを強調したり視覚的な関心を高めるために簡単にイラストに放射状や方向性のぼかしを入れることができます。
Retina及びその他の高解像度ディスプレイのサポートでStoryboard Proのインターフェイスはよりシャープに、より綺麗に見え、より使いやすくなりました。
スクリーン上のイラストの色とラインはこれまで以上に良く見えます。
Storyboard Pro 5.5には便利な新機能タイムライン・マーカーが含まれ、ストーリー・ペースやタイムアクションを実行するためにタイムライン上にタイムライン・マーカーを設定することができます。
マーカーはパネルの順序の変更時には動かないため、絵コンテ上の重要なマイルストーンの目視基準となります。
Storyboard Pro とAvid Media Composer間の往復データ交換が生産パイプラインをより柔軟にします。
強化されたAAFインターチェンジ・フォーマットにより、Storyboard Pro上のプロジェクトをAvid editing suiteにエクスポートし正確なタイミングでパネルやサウンドを配列することができます。
その後、編集スイートで加えた変更をStoryboard Proに戻して一致させ、Storyboard Proを新たなタイミングに同期することができます。
改訂版Storyboardには新機能の選択したシーンの反転コマンドが加わりより使いやすくなりました。
選択したシーンの反転コマンドを使うとStoryboard Proから離れることなくシーンのイラストやカメラを自動的に反転できます。選択したシーンの反転のホットキーを設定して、プロセスをさらにスピードアップすることも可能です。
Storyboard Pro 5.5にはいくつかの音声編集改善機能が含まれ、アニマティック制作が簡略化されました。
前のパネルを超えてサウンドを再生、オーディオクリップを複数のトラックにコピー・ペースト、ソロモードを使用してトラックを分離、そして音声を分割する際にボリュームキーフレームを保存できます。
クリップを選択する際に、低音量のサウンドを示す対数波形が表示され、サウンド名が表示され続けます。
旧バージョンのStoryboard ProはウィンドウズのOS上に音声をインポート・再生するためにAPPLE QUICKTIMEに依存していました。Storyboard Pro 5.5ではAPPLE QUICKTIME無しにWinodowsのシステムに音声をインポート・再生することが可能になりました。