社内に蓄積する研究データを収集・分析するには、 Pipeline Pilot Web Port や Insight などの Web アプリケーションから Pipeline Pilotのプロトコルを利用することが不可欠になっています。研究データや研究情報へのアクセスが必要となる場面は、居室のパソコンで作業を行っているときです。しかし昨今では、課題に的確かつ迅速に対処するため、公私を問わず「いつでも」情報にアクセスできることが求められるケースが増えています。スマートフォンやタブレットの利用が増えたことで、データを瞬時に入手できることが当たり前の時代になり、これらは通常のキーボードやマウスに代わってデータ入力の手段としても捉えられるようになっています。
こうした瞬時のアクセスを可能にするのが、Pipeline Pilot Mobile Collection です。エンドユーザーはiPhoneやiPadからScienceCloud Tasks アプリケーションを使用し、Pipeline Pilot プロトコルを利用できます。既存のPipeline Pilot プロトコルは、通常、何の変更も加えることなく「Task」としてアプリケーションに展開できます。また、Mobile Collection は、iOS デバイスのタッチ環境をフル活用した多様な入力(音声、GPS 位置情報、カメラなど)に対応可能なコンポーネントを備えています。さらに、モバイルに最適化された(HTML5 ベースの)グラフ機能によって、高度なエンドユーザーエクスペリエンスを実現することが可能です。
注記
Mobile Collection は、社内の Pipeline Pilot サーバーに接続して、完全にオンプレミスで利用することができます。エンドユーザーは ScienceCloud Tasks アプリケーションのタスクとしてプロトコルにアクセスしますが、ScienceCloud(英語)へのサブスクリプションなしに利用できます(ただし、ScienceCloud を利用すれば、外部との共同研究をより効果的に進めることができます)。
TTasks アプリケーションは、iOS デバイス(iPad、iPhone)から無料でご利用いただけます。iTunes からダウンロードして、簡単に試用可能です。アプリケーションにはデモアカウントが用意されています。今すぐお試しください。
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