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Alienbrain
No 3014
分類 トラブルシューティング
対応バージョン 指定なし
タイトル チェックアウトしないで編集してしまったファイルの登録方法
内容

チェックアウトせずにローカルのファイルを編集してしまった場合に、編集結果をチェックインさせる方法です。
※ この設定は、各クライアントマシンで行います。

Alienbrainクライアントでの標準的な作業の流れとしまして、サーバデータの変更を行いサーバに登録する場合以下のようになります。

①チェックアウト(CheckOut)
②編集作業→上書き
③チェックイン

上記フロー①において、チェックアウトの際に、最新バージョンの取得(GetLatest)の処理が通常では行なわれ、最新のバージョンに対して変更を加え、サーバに登録するような流れで作業が行なわれます。(ソフトウェア開発など例外は存在します。)
このチェックアウトの際に、作業フォルダに取得されたファイルは、ファイル属性である"読み取り専用"が解除され、上書き可能な状態になります。
そのため、エクスプローラなどから直接ファイルを編集して上書きしようとした場合に、上書きできませんという内容のメッセージが表示されることがあります。
また、このとき直接的に手動で"読み取り専用"属性を解除して上書きした場合、"ファイル1.txt"のようなアイコン表示になっています。(上記通常フローで上書き保存した場合は、"ファイル2.txt"のチェックマークのあるアイコン。)(図1)
 


図1:リストビュー


この"ファイル1.txt"の状態は、サーバ上にチェックインされたままの状態ですので、この変更したファイルの情報をサーバへ登録(チェックイン)するには、一度チェックアウトする必要があります。
ここで問題になるのが、通常の操作ではチェックアウトの際に、サーババージョンの取得(GetLatest)の処理が行なわれてしまうことにあります。

【方法1】
普通にチェックアウトした場合、サーバデータをサーバから、作業フォルダにコピーしますので、直接ローカルデータを変更した内容が、サーバデータで上書きされてしまうことになります。
そこで、チェックアウトの際に、次のように指定します。
もしチェックアウト時に図2のダイアログが表示される設定になっていない場合は、そのままチェックアウト(および最新バージョンの取得)が行なわれますので、チェックアウト指定時に、「SHIFT」キーを押して処理を実行してください。
(仮に、そのまま実行されてしまっても、「チェックアウトして、最新バージョンを上書きしますか?」と確認ダイアログが表示されるので、[キャンセル]で上書きしないように指定してください。)  


図2:チェックアウトダイアログ(「詳細」ボタンにて)


【方法2】
別のアプローチとして、チェックアウト時に、常にローカルデータをサーバデータで上書きしないという設定があります。
Alienbrainクライアントの[ツール(T)]→[オプション(O)]で、オプションダイアログを開き、目次で"オプション" の"オペレーション"を表示してください。  


図3:クライアントオプションダイアログ


[▲チェックアウト]→[デフォルトで作業パスのバージョンをチェックアウトする]をチェックします。

※ 方法2の設定は、常にチェックアウト時にサーバーの最新バージョンを、ローカルに持ってくることをしないので、十分に動作にご理解の上ご使用ください。
 

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