MotionBuilder 2020では、アニメータがクリエイティブな作業に多くの時間を費やせるように作業効率と生産性を高めるのに役立つ更新が含まれています。
Schematic ビューの新しいブックマークを使用すると、Schematic ビューの領域間ですばやく移動できるため、ノードを手動で検索する必要がなくなります。ブックマークには、既存のノードの x および y の位置、ノードの状態(展開または折りたたみ)、Schematic ビューで使用される幅、高さ、ズーム係数が保存されます。
新しい In/Out Locked プロパティを使用して、ストーリークリップをロックできるようになりました。クリップをロックすると、アニメータがクリップの移動やリタイムを誤って行うことがないよう防止したり、アニメーションパイプラインの以降の段階で発生する可能性のある問題を回避したりできます。
フレームレート 119.88 がサポートされるようになりました。これは、UHDTV と多くのカメラで使用される標準のフレームレートです。
新しい Undo プリファレンス(Settings > Preferences > Undo)で、元に戻すキューのレベルを無限に設定できます。
数値フィールドとタイムコードフィールドで基本的な算術演算がサポートされるようになりました。
移動矢印、回転リング、またはスケーリングハンドルをダブルクリックして値を入力するだけで、オブジェクトを正確に変換できます。
Add/Remove Namespace ウィンドウに長いネームスペースを収める操作が簡単になりました。ウィンドウの既定のサイズが旧リリースよりも大きくなって、サイズを変更できるようになりました。
コマンドラインから MotionBuilder を起動するときに、-3 フラグがサポートされるようになり、Python 3000 の互換性に関する警告が有効になりました。